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「字牌だけのチートイツ!?」

日本全体を閉塞感が覆うなか、当塾でも全てのレッスンを延期・日程変更しています。そんなある日、家で麻雀のネットゲームを楽しむ受講生から次のような質問が来ました。

「配牌でトイツがたくさんあったので、チートイツに向かって手を進めたところ、次のような形になりました(以下 写真1)。結局テンパイ止まりでアガれなかったのですが、よくよく見ると「北」が出ていれば字牌だけのチートイツが出来ていました。役の一覧表を見ると “ツーイーソー(字一色)” という全部字牌だけで完成させる役がありましたが、もしこれをアガれていたらチートイツになるのですか? ツーイーソーになるのですか? それとも両方複合した点数になるのでしょうか?

回答:
アガれなかったとはいえ、何ともスゴい手をテンパイまで持っていきましたね。
これは、完成していれば字牌だけのチートイツ(七対子)という形である一方、すべて字牌だけで作るツーイーソー(字一色)という役マンにもなります。よって点数としては、より点数が高い役マンのツーイーソーが適用され、子なら32,000点、親なら48,000点となるのが通常です。

しかし、考えてもみてください。字牌というのは何種類ありますか? 東南西北白發中の7種類ですね。その7種類の字牌をすべて2枚づつ集めるというのがこの字一色・七対子という手です。しかも、チートイツなので鳴くことはできませんから、全部メンゼンで揃えなければいけません。
そこで、ローカル・ルールによっては、あまりにも難易度が高い珍しい役だということで「大七星(ダイチーシン)」などという特別な呼び方をして、ダブル役マン(役マンの倍の点数)としてカウントするところも少なくありません。
皆さんも、いざ自分が大七星をアガった時に困らないよう、それぞれのサークルでどちらのルールを採用しているのか確認しておくのも良いかもしれません。

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