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「リーチを取り消したいっ!?」

上達コースを受講中の方より以下のようなご質問をいただきました。

「リーチをかけた後に、場に出ている捨て牌をじっくり見ていたら、自分のアタリ牌すべてが既に捨てられていたことに気が付きました。アガれる可能性は始めから無かったのですが、その場合リーチを取り消せないのでしょうか?」

回答:
テンパイしたのでワクワクしてリーチをかけたにも関わらず、気が付けばアタリ牌全部が既に場に出ていて、もう絶対にアガれない状態であることが分かった時のショックは大きいですよね。初級者のうちはよくやってしまう失敗の一つだと思います。一般的にこれを“カラテン”と呼びます。

ですが残念ながら、一度宣言したリーチは、どんな理由があれ撤回や取り消しをすることができません。あとは運を天に任せ、自分の捨て牌が他家にアタられないことを祈るしかありません。
そればかりか世の中には、誰もアガれず流局した場合に、カラテンをチョンボとして罰符を支払うという厳しい取り決めで打っている方もいらっしゃいます。

いずれにしろ、カラテンリーチは自分にとってのメリットがひとつもありませんので、リーチをかける前にはアタリ牌があといくつ隠れているのかをある程度確認するクセを付けていった方が良いでしょう。
それでも、もし運悪くカラテンリーチをかけてしまった時は、ひたすら冷静を装って流局するのを待ちましょう。間違っても「しまった!私のアタリ牌もう全部出ちゃってるー」などと口走ってはいけません。そんなことを喋ってしまったら、安心した他家の人が一斉に攻撃に転じてきますよ!

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