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「なしなしルールのポリシーって?」

麻雀教室の受講者から、次のようなご質問をいただきました。

「講義の中で、麻雀のサークルによって “ありあり” と “なしなし” というルールの違いがあると聞きました。古くから麻雀をやっている人の中には “なしなし” を基本にしている人も多いという話でしたが、昔からずっと “なしなし” でやってきたベテランの方が “ありあり” のサークルでゲームをする場合に、わざわざ後付けで役を作ったりするのかしら? という純粋な疑問が思い浮かびました。もしそうなら、何かそれってポリシーに反するような気がしたのですが・・」

回答:
“ありあり” とは「喰いタンヤオあり、役の後付けあり」でルールを決めていることを指します。
全国には相当な数の麻雀サークルがあると思われますが、それぞれで “ありあり” “なしなし” “ありなし” “なしあり” 等々、このルールの違いは様々なのです。
最近のプロの大会では “ありあり” のルールが採用されている場合が多く、全国的にも主流になりつつあります。
しかし、 “ありあり” にも “なしなし” にも、それぞれメリットがあります。
“なしなし” は、じっくり役を作りながら高い手でリーチをかけていくという楽しみがある一方、“ありあり” には、テンパイに向かうスピードが圧倒的に速くなるというメリットがあります。
ですから、長い間 “なしなし” に馴れ親しみ、手作り優先をポリシーにしてきた方でも、“ありあり” のルールで麻雀を打つ場合は、“ありあり” から得られるメリットを活かさなければ損です。そうしたベテランの多くは、メンゼンで役を作りながらテンパイに向かうのを基本としながらも、配牌やツモの状況次第では喰いタンや役の後付けを駆使して速くアガることを目指しているのではないでしょうか。しかし、それも最近ではひとつのポリシーだと捉えるのが正しいのだと思います。
光が丘マージャン塾の教室では、まずは応用の効く “なしなし”ルールで練習し、どちらにも柔軟に対応できる基本を身に付けていきます。もちろん、ご希望があれば “ありあり”ルールで実践的な練習を積んでいくことも可能です。
でも、ここに思いが至るとはさすがですね! さらに精進してほしいと思います!

喰いタンの例
役の後付けの例

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